バイクツーリングで疲労が溜まる原因とは?快適性を上げる対処方法も
愛車で遠い場所まで出かけるツーリングはライダーの醍醐味のひとつですよね。しかし、帰り道でドッと疲労に襲われて辛い思いをしたことがあるライダーは多いのではないでしょうか。バイクの運転は車よりも疲れやすく、ツーリングで長距離を運転する際、快適に走るには疲労の原因を知り、軽減させる対策を取ることが大切です。今回はツーリングで疲れてしまう原因と対策方法をご紹介します。
この記事を読むための時間:3分
目次
バイクツーリングで疲労が溜まる原因と対策方法
バイクツーリングで疲労が溜まる主な原因5つと対策方法をご紹介します。
振動
バイクは振動が多い乗り物です。運転中はもちろん、信号などで止まっている際もエンジンの振動によって身体を揺さぶられています。身体に振動が伝わると、筋肉が無意識に揺れに対応しようと緊張と弛緩を繰り返すので、気付かないうちに筋肉に疲労が溜まってしまうのです。
振動への対策方法としては、振動で疲れやすい部分のパーツを振動軽減・吸収機能があるものに替える、ツーリングの際はバイクの中でもエンジン回転が低く、振動が少ない大型バイクをレンタルするといったものが挙げられます。
走行風
身体全体に風を受けながら走るのがバイクの大きな魅力ですが、走行風も疲労の原因です。走行風を受けることで、身体は風圧に耐えようと全身の筋肉を使います。とくに、風を受けてバタつくデザインの服は、服も風の影響を受けるので余計に疲れてしまいます。また、長時間風を受けていると体温が下がりますが、身体が体温の低下を防ごうとして筋肉を収縮させてエネルギーを使います。そのため、ただ風を受けているだけでも知らず知らずのうちに疲れてしまうのです。
走行風による体力の低下を防ぐには、風除け(フロントカウル)を取り付けたり、ライダースジャケットなどツーリングに適した服を着たりしてなるべく風の影響を受けないようにすることが重要です。
姿勢
バイクは同じ姿勢で運転する時間が長い乗り物です。長時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなり疲労が蓄積して、肩こりや腰痛、膝の痛みを引き起こしやすくなります。休憩の際は軽いストレッチをして身体をほぐすようにしましょう。一般道を走行中の場合は、信号待ちなどで停車中に足や腕を伸ばすだけでも疲労の軽減が期待できます。
間違ったライディングフォーム
初心者に多いですが、間違ったライディングフォームでの運転も身体にダメージを与えてしまいます。こまめに休憩を取っていても疲れてしまう、背中や肩が痛くなるという場合、ライディングフォームが間違っている可能性があります。以下のチェックポイントを参考にライディングフォームが正しいか確認してみましょう。
- 背中はエビぞり、あるいは丸まっていないか
- グリップは軽く握る程度で体重をかけていないか
- 脇はしまり過ぎていないか
精神的負担
バイクは万が一の事故が起きた際、車のように身体を守ってくれる車体構造がありません。そのため、バイクの運転中は車以上に事故に気を付けなければならず、常に気が張り詰めた状態になります。バイクの運転中は脳や神経がいつも以上に使われるので、精神的な負担による疲れも溜まってしまうのです。
精神的な疲れを軽減させるには、こまめな休憩を心がけるようにしましょう。例え10分程度の短い時間でもホッと息を入れることで気分をリフレッシュさせられますよ。
バイクツーリングの疲労は原因に合わせた対策で軽減しよう
バイクは車と比べると疲れやすく、疲れた状態で運転を続けると集中力が下がり、事故につながる恐れがあります。また、帰宅後も疲れが取れず翌日の行動に支障が出てしまうこともあります。ツーリング中の疲労を軽減させるには、疲労の原因に合わせた対処法を取ることが重要です。ツーリング後はぐったりしてしまう、なかなか疲れが取れないという人は、まずは疲れの原因は何か探ってみましょう。
関連情報
バイクと車のパーツ・工具専門店 - アイリー但馬屋
バイクや車のネジ山修理キットやドライバー、燃料ポンプなどの整備や修理に必須の工具類や、カスタマイズに映えるヘッドライトやウィンカー、タコメーターなどのパーツ類に至るまで、愛車のクオリティを上げ、長く乗るために必要なケアアイテムなどを多数販売しております。
屋号 | 合同会社アイリー但馬屋 |
---|---|
住所 |
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原2丁目11-5-305 |
営業時間 | 土・日・祝日以外10-17 時 |
定休日 | 土日祝 |
代表者名 | 高橋 賢樹 |
shop@tajimy.com |