キャンプツーリングの持ち物リスト!アイテムの選び方も解説
近年、アウトドア人気と相まってバイクでキャンプに行く「キャンプツーリング」が注目を浴びています。キャンプツーリングは通常のツーリングと比べると、荷物や必要な道具が多いため、何を持っていけば良いのか分からないという人も多いでしょう。そこで今回はキャンプツーリングの持ち物と、アイテムを選ぶ際のポイントを解説します。
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目次
キャンプツーリングの持ち物と選び方のポイント
キャンプツーリングで必要な道具15つとそれぞれの選び方を見てみましょう。
テント
キャンプでまず必要なのがテントです。タープ泊や、寝袋さえあれば大丈夫という人もいますが、テントがあれば突然の雨や他人の目線をさえぎれますし、荷物の盗難リスクも下げられます。そのため、テントは持っていくことをおすすめします。
キャンプツーリング用のテントを選ぶ際にまず気を付けたいのは重量です。バイクでは持ち運べる物の量や重さが限られるので、頑丈でも重いテントを選んでしまうとそれだけで積載量がオーバーしてしまうことも。そのため5kg程度の軽量なものを選ぶようにしましょう。また、設営方法も重要です。ペグやロープが必要なタイプは、設置道具も持っていかなければなりません。ワンタッチで自立するタイプならば、荷物を減らすことができますよ。
グランドシート
グランドシートとは、テントと地面の間に敷くシートのこと。テントの底の汚れや、地面からの湿気、小石などでテントが傷付くのを防ぐ役割があります。キャンプツーリングに持っていくグランドシートは、なるべくコンパクトで軽量の物を選ぶようにしましょう。
マット
地面の凸凹を軽減したり、地面からくる冷えを防いだりしてくれるマット。様々な種類がありますが、キャンプツーリングではコンパクトさが最重要ポイントです。空気で膨らませるタイプならば使わない時は小さくまとめられるのでおすすめです。
寝袋(シュラフ)
寝袋というと秋~冬のキャンプでのみ使うイメージがありますが、夏でも山のキャンプ場は思ったよりも朝夕冷え込むため、持っていくことをおすすめします。寝袋は大きく化繊と羽毛の2種類がありますが、おすすめは初心者でも袋にしまいやすい羽毛タイプです。
ランタンなど照明器具
自然の中にあるキャンプ場は、街灯がない、あるいは少ないので夜になると真っ暗になります。トイレに行く際など、暗闇を手探りで行動するのは非常に危険です。ランタンなどの照明器具は必ず持っていきましょう。ランタンの種類は大きく電気・ガス・オイル・ガソリンの4つです。ガスやオイル、ガソリンのランタンはゆらゆら揺れる火がきれいですが、重量がありかさばりやすいので、電気タイプがおすすめです。
チェア・テーブル
意外とないと困るのがチェアとテーブル。料理を置く場所がない、座ってくつろげないという事態を避けるためにも、持っていきたいアイテムです。チェア・テーブルは、デザインや機能が非常に豊富でどれを選ぼうか迷ってしまうかもしれません。キャンプツーリングに持っていくならば、アルミ素材などでできた軽量のものが良いでしょう。
保冷バッグ
食料を保存するために必要なのが保冷バッグ。クーラーボックスを持って行くという人も多いですが、かさばるので真夏のキャンプでなければ軽い保冷バッグがおすすめです。使用後は小さくまとめられるものならば、帰りの荷物を減らすことができますよ。
調理器具
青空の下での料理はキャンプの楽しみの一つです。しかし、キャンプツーリングではあれもこれもと色々な調理器具を持って行くのは難しいもの。調理器具は五徳スライサーのように複数の機能を兼ね備えているものや、色々なクッカーがセットになっており、重ねて持ち運べるものがおすすめです。
ナイフ
調理以外にも小枝を削ったり、ロープを切ったりと様々な使い方ができるナイフ。ナイフが1本あれば、包丁、ハサミ、ナタの代わりになるので、荷物を極力少なくしたいキャンプツーリングでは必須アイテムと言えます。
ティッシュ・タオル
キャンプでは思った以上に汚れものが出ます。サッと拭き取れるように、ティッシュやタオルは持っていきましょう。また、トイレにトイレットペーパーが設置されていない場合もあるので、ティッシュはトイレに流せるタイプがおすすめです。
薬・救急キット
キャンプ場では急な体調不良や怪我をしてしまった場合、自分で対処しなければなりません。いざという時に備えて、痛み止めや胃腸薬などの薬や、ばんそうこうや消毒スプレーなどの救急キットを用意しておきましょう。
ビニール袋
ゴミをまとめたり汚れた服を入れたり、買ったお土産を入れたりと様々な場面でビニール袋は役立ちます。10枚程度は持っていくと良いでしょう。
雨具・防寒具
キャンプでは急に天候が変わったり、朝夕と昼で気温が大きく異なったりする場合があるので、雨具や防寒具は持って行くようにしましょう。冬など本格的な防寒具が必要でない時期であれば、雨具を防寒具代わりにすれば荷物を減らすことができますよ。
モバイルバッテリー
スマホはナビアプリを入れてナビ替わりにしたり、写真を撮ったりと様々な使い方ができます。そのため、バッテリーが切れてしまうと何もできないという状況になってしまうことも。充電が少なくなっても困らないように、モバイルバッテリーも持って行きましょう。
バイクの修理キット
山中や人がなかなか通らない場所でバイクにトラブルがあると、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。レッカー車を呼ぶことができても、せっかくの予定が台無しになるのは避けたいですよね。修理キットがあれば、簡単な故障やパンクであれば、応急処置を施すことができます。バイクの修理キットは、キャンプツーリングに限らずバイクに乗る際は絶対持っていくべきアイテムです。
キャンプ用品を上手にバイクに積載するには?
キャンプツーリングは持ち物が多くなりがち。色々と揃えたのは良いけれど、バイクに上手に積めなくて苦労したという人は多いでしょう。ここではたくさんの荷物を上手にバイクに積む2つのコツを解説します。
小物はシートバッグなどにまとめる
テントを固定するペグやハンマー、調味料類、クッカー、食器などこまごました小物は、そのまま積んでしまうと見た目がごちゃついてしまいスッキリしません。また、しっかり固定したつもりでも、走行中の振動などで隙間から落ちてしまう可能性もあります。小物類はシートバッグなどにまとめておくようにしましょう。この際、リュックやショルダーバッグにまとめる人もいますが、身に付けるタイプのバッグは荷物の重さで負担がかかったり、運転の操作性が落ちたりします。そのため、バイクに取り付けるバッグにまとめるのがおすすめです。
重い物・大きい物から順に積む
キャンプ用品に限らず、荷物を積む際は、小さい物を先に積んでしまったり、重い物を上に載せたりすると、バランスが悪くなったり下の荷物が潰れてしまったりします。荷物は大きい物や重い物から順に積むようにしましょう。ただし、重い物でもランタンなどの割れ物は下に積むと破損の可能性があります。柔らかい物で周りを囲むようにして、上の方に積みましょう。
キャンプツーリングの持ち物は「コンパクト」がカギ
アウトドア好きなバイカーなら一度はやってみたいキャンプツーリング。必要な物だけでも10は超えるので、持ち物はなるべく厳選して、コンパクトタイプを選ぶのが快適にキャンプツーリングを楽しむコツです。
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