バイクに乗り始めたら、まず気を付けなければならないのがメンテナンスです。愛車を安全に乗り続けるためにもこまめに行っていく必要があります。しかし、

 

• どれくらいの頻度で行えばよいのかわからない
• 必要な道具が何かがわからない
• 金額がどれくらいかかるのかがわからない

 

乗り始めて日が浅い方は、こういった悩みを抱えているのではないでしょうか？

 

そこで今回は初心者でも対応可能なバイクのセルフメンテナンスについて、できるだけ具体的に解説していきます。バイクのメンテナンスについてより深く理解したい方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね！

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セルフメンテナンスのメリットとは？

セルフメンテナンスのメリットして

 

• 専門業者に依頼するより、費用が安く済む
• 自分が乗るバイクの異常にいち早く気付くことができる

 

バイクのメンテナンスの中には作業が難しく、プロの手を借りなければならない場合もありますが、自分でできる工程もいろいろあります。何より自分でメンテナンスできるようになることでバイクのシステムに関する知識が身に付き、ちょっとした変化にも敏感に対応することができるようになります。故障や事故などのトラブルを回避できる可能性も高まるので、全てを業者に任せるのではなく、自分でできることは積極的にチャレンジしてみることも大切です。

必要な工具について

使用頻度が高い工具は

 

• スパナ
• レンチ
• ドライバー

 

こういったものになります。その他チェーンを清掃する時に必要な専用ブラシや、スピードメーターやタコメーターに接続されたケーブルへ注油を行う際に必要なグリスなど、メンテナンスする場所によって専門の道具や用具が異なるので、事前に書籍やネットなどを使ってチェックしておきましょう。

初心者でも可能なセルフメンテナンス

では、初心者でも施工が可能なセルフメンテナンスについて具体的に解説していきます。

チェーンの掃除

チェーンの掃除は専用のブラシとクリーナー・チェーンオイルがあれば簡単にできるので、初心者にもおすすめです。頻度としては走行距離が1,000㎞以内ごとに行うようにするとよいでしょう。クリーナーをブラシに吹き付けてチェーンを磨き、最後にチェーンオイルを吹き付けていきます。簡単ですが、バイクの走行性能や燃費に直接関わる重要なメンテナンスなので、必ず定期的に行ってください。

チェーン張りの調整

チェーンには「シールチェーン」とノンシールチェーンの2種類があり、特にノンシールチェーンはチェーンの伸びが早いので、こまめにチェックしておく必要があります。ノンシールチェーンであれば500㎞～1,000㎞ごと、シールチェーンであれば1,000㎞～2,000㎞ごとにチェックし、張りを適正値に調整しましょう。

 

作業自体はリアシャフトのボルトを緩めたらチェーン調整用のロックナットを緩めたり、締めたりするだけなので、さほど難しくはありません。リアシャフトを緩める工具と、リアスタンドを必ず用意しましょう。

オイル交換

オイル交換は多少面倒な作業があるものの、基本自分でできるようにしておいたほうが費用面においても、安全面においてもよいでしょう。オイルを交換せずに乗り続けると燃費や操縦性能に支障をきたし、その後の交換がものすごく手間になるので注意が必要です。頻度としては3,000㎞以内が基本ですが、バイクが小型な場合はもっとこまめに交換することをおすすめします。なお、ドレンワッシャーは必ず新品に交換するようにしてください。

タイヤの空気圧調整

タイヤの空気圧調整は必要以上に下がってしまうと燃費も操作能力も著しく低下してしまうので1,000㎞以内ごとに必ずチェックしましょう。空気入れは自分で購入するほかにスタンドに置いてあれば店員さんに声を掛けて借りることもできます。適正値はほとんどの場合チェーンカバーに記載されているので、空気を入れながら調整してください。

まとめ

他にもバッテリー点検やアクセルワイヤー・クラッチワイヤーの注油など、バイク歴が浅い方でもセルフでできるメンテナンスはいろいろあるので、時間がある場合はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。乗るだけでなく、メンテナンスをきっかけに自分なりに調整していくのもバイクにおける楽しみ方の1つです。愛車の異常にいち早く対応してあげるためにも、ぜひ実施してみてください！