冬眠明けのバイクトラブルを回避!点検時のチェックリスト
バイクを冬眠させたライダーの皆さん、バイクシーズンが始まる春に向け、愛車のチェックは済んでいますか。エンジンがかからない!ツーリングに行ったらトラブルが…とならないよう、今回はバイクの冬眠明け点検のチェックリストを紹介します。
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目次
バイクの冬眠明け点検は済みましたか
バイクシーズンが始まる前、冬眠明け点検はお済みですか?普段の点検は自分で行っている人でも、長期間バイクを放置していた冬眠明けはショップなどに任せた方が良いのでしょうか。実はそんなことはなく、冬眠明けでも自ら点検ができます!
もちろん、自信がなければショップやバイクの扱いに慣れている知人などにお願いするのも一つの手ですが、実はポイントさえ押さえれば簡単に点検を行うことができます。その際は、点検のポイントを押さえた「ブタと燃料」に沿って作業を行うようにしましょう。
具体的なバイクの冬眠明け点検作業
ここからは、冬眠明けバイクの具体的なチェック項目を挙げていきます。上述の「ブタの燃料」にそって紹介しますね。
「ブ」レーキ
ブレーキやクラッチに使われているワイヤーに劣化は見られませんか?
これらのワイヤーが破損すると、クラッチが切れなくなったり、ブレーキがかけられなくなってしまいます。想像したら怖いですよね。
油圧式のブレーキやクラッチに関しても、エア噛みによって作動しなかったり、フルードの劣化によって熱への許容値が下がり、ペーパーロック現象を生み出してしまう可能性があります。
「タ」イヤ
タイヤの交換時期は、製造年月日から一律で決まっているわけではありません。厳しい冬を越したことで、劣化が進んでいることを念頭にチェックしましょう。スリップサイン、溝の深さはもちろん、ひび割れの深さによって交換が必要な場合があります。
「と」灯火系
灯火のチェックと共に、スイッチ類が正しく作動するかのチェックも大事ですね。
以下が項目です。
- ヘッドライト(LOW/HIGH)
- パッシング
- ウィンカー
- ブレーキランプ(前後)
- メーター(各ランプ)
- ETC
- シガーソケット
- USB差し込み口
など、多岐に渡ります。一つ一つスイッチによって作動するかを確認しましょう。
「燃料」
保存期間や環境によっては、ガソリンが腐ってしまう場合があります。ガソリンのチェックポイントは「臭い」です。普段の燃料とは違う、鼻を刺すような刺激臭がすれば腐っている可能性があります。その場合は、エンジンはかけずに燃料タンクを外しましょう。
そして、古いガソリンは廃棄して新しいものに入れ替えましょう。廃棄の際には、廃棄先や取り扱いに注意しましょう。
気を付けたいその他のポイント
その他にもチェックしたいポイントをまとめました。
バッテリー
バイクの冬眠時に外しておいたバッテリーは、必ずしもそのまま使えるとは限りません。バッテリーの取り付けは赤(プラス)端子から行い、もし上がっていればスターターやブースターで対処しましょう。
あらかじめ外したバッテリーを、事前にショップなどで充電してもらうと安心ですね。
オイル
オイルも当然劣化します。冬眠時の結露や酸化が原因です。エンジンを長持ちさせるには、冬眠明けにオイル交換をしましょう。冬眠時にもしておくとベストですが、そこは予算と相談しましょう。
洗車
例えバイクカバーをしていても、数か月放置されたバイクはどこかしらに埃をかぶっています。それらを綺麗に落としてあげましょう。何よりも、久しぶりに跨るバイクが綺麗だと気分が良いですよね。洗車時に、車体全体(チェーンなど)もチェックしておくと良いでしょう。
バイクショップや用品店に行くのも一つの方法
経験者であれば、通常点検と同様に冬眠明けのバイクのチェック項目を理解していると思いますが、初心者ライダーは、自分で見れる範囲や行える点検にも限りがあります。そんなときは、ショップや用品店で点検してもらうのも一つの方法ですね。
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