【押さえておきたい】バイクの冬眠方法とその重要度とは
降雪量が多くない地域のバイカーでも、バイクを冬眠させる方は珍しくありません。その際には、正しい冬眠方法を知らないと、春になってエンジンが全くかからない!なんてトラブルを生むかもしれませんよ。今回は、押さえておきたいバイクの冬眠方法を紹介します。
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目次
バイクの「冬眠」とは?
ライダーの中には、「暖かくなったらまた乗り始めるし」とバイクをそのまま放置して越冬させる方もいますが、バイクのコンディションを考えると、しっかりと冬眠させてあげた方が良いでしょう。
なぜ冬眠が必要・大事なのか
春にバイクを見たら、サビでボロボロ…しかも、エンジンをかけようにも全く反応しない。このような状態では、命を乗せて走るバイクに安心して跨ることは出来ません。バイクを正しく冬眠させることは、バイクの寿命やあなたの命を守る行為なのです。
押さえておきたいバイクの冬眠作業
ここからは、冬眠作業を順に追って紹介します。正しい冬眠を行って、バイクのコンディション維持に努めましょう。
まずは洗車から
様々な汚れはバイクの劣化を早めます。その汚れを放置すればするほどバイクの寿命は縮まっていくといえます。まず、付着した汚れを落としましょう。楽しいバイクシーズンを楽しませてもらった感謝を込めて、細かい箇所までしっかりと掃除しましょう。
グリスアップとコーティング
バイクの汚れを落としたら、次はグリスアップとコーティングです。潤滑が必要な可動部、チェーン、ワイヤー類などにコーティングを施すことで、愛車を寒さから保護して劣化を抑えることができます。この作業の有無で、春のバイクコンディションは差が出ます!入念にしておきましょう。
ガソリンタンクは満タン(キャブレター内部は抜く)
満タン?逆じゃないの?鉄で出来ているガソリンタンクは、外気温の変化で結露しやすく、バイクの天敵「サビ」が発生する原因になります。したがって、ガソリンタンクは満タンにしておきましょう。ひと冬ほどであれば、ガソリンはさほど劣化しませんよ。
キャブレター車は、キャブ内部に残ったガソリンは抜いておきましょう。ガソリンが残ることで、ガムのように固着して故障の原因となるからです。燃料コックがある場合はOFFにしておきましょう。
バッテリー端子を外す
端子が接続されていれば、使用していない時でもバッテリーは自然放電しています。バッテリー上がりを防ぐためにも、端子を抜いておきましょう。その際は、黒(マイナス) → 赤(プラス)の順で外してください。
タイヤの空気圧はフルにしてセンタースタンドを使う
タイヤの空気圧は、自然に空気が抜けることを考慮して。10~20%ほど増しで入れておきましょう。サイドスタンドのままだと、タイヤの同じ箇所に負荷が掛かったままになり、それがタイヤ劣化のもとになります。
センタースタンドがある場合は使いましょう。ない場合は、時々タイヤを回転させて接地面を変えて下さい。
サイレンサーの穴をふさぐ
見落としがちなのがサイレンサー。この穴から虫が入り、中に住み着いてしまうことがあります。エンジンがかからず、調べてみると虫が…とならないよう、サイレンサーの穴をふさいでおくようにしましょう。
バイクカバーは必須
屋外で保管する場合は、しっかりとカバーを掛けましょう。雨、風、雪などからバイクを守ってくれますよ。しかも、カバーを掛けることで盗難される確率が下がります。屋内保管でも、出来ればカバーは掛けたいですね。
冬眠中は盗難やいたずらにも注意しましょう
上記の冬眠準備をしたあとは、盗難やいたずらにも注意するようにしましょう。野外の場合は、そういったリスクが高くなるので、定期的な見回りやセキュリティに優れた駐輪場に保管するようにしましょう。盗難防止アイテムを付けるのもアリですね。
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