ラジエーター液の漏れ防止に汎用クーラントリザーブタンクの紹介
水冷のエンジンにおいて、エンジンを冷やす役割を持つラジエーターやクーラント
ラジエーターリザーバータンクの漏れや破損によってクーラントが減ってしまうと、冷却性能が低下しエンジンの故障に繋がります。
「ラジエーターリザーバータンクが割れて、液が漏れている」なんて症状を放置してしまうと
最悪の場合エンジンがオーバーヒートしてしまい、高額な修理費用となってしまいます。
そんなトラブルを防ぐためにも、リザーブタンクとクーラントの点検は、自分で出来る重要な整備の一つと言えるでしょう。
この記事では、交換用や予備にぴったりの汎用ラジエーターリザーバータンクを紹介します。
実は破損の多いラジエーターリザーバータンク
純正で装着されているラジエーターリザーバータンクは樹脂製である場合が多く
樹脂のタンクはしばらく使用していると、経年劣化により樹脂が割れてしまうことがあります。
これは古くなり割れてしまったバイクのラジエーターリザーバータンクで
古いプラスチックバケツなんかも、プラスチックが固くなって割れてしまいますよね。
ラジエーターリザーバータンクも同じで、時間の経過と共に劣化してクーラントが漏れるトラブルが発生してしまいます。
クーラント漏れの確認方法
1ラジエーターリザーバータンクの目盛りを確認。
純正のラジエーターリザーバータンクにはメモリが付いている場合が多いです。
目盛りよりも明らかに少ない、もしくはタンク内に液が入っていないという場合には、液漏れをしている可能性があります。
もしクーラントを充填したのちに同様の水位になるようであれば、液漏れの原因を探す必要があるでしょう。
2液漏れの形跡がないか確認
クーラント液は漏れて乾燥すると、白っぽい跡になります。
目で確認する他にも、クーラントが漏れると甘い独特の香りがします。バイクや車に乗っていてこのクーラントの匂いがすると、漏れている可能性が高いです。
ぜひクーラントの匂いを実際に嗅いでみて下さい。
3タンクが劣化していないか、穴がないか確認
取付けられているラジエーターリザーバータンクを確認します。
亀裂が入っていないか、穴があいていないかを裏側まで確認しましょう。
紹介する汎用ラジエーターリザーバータンク
この記事で紹介するラジエーターリザーバータンクは、バイクや車に純正で搭載されている樹脂製とは違いアルミ製なので、表面が劣化して穴が開くことはありません。
エンジンルーム内で輝くアルミタンクはドレスアップ効果が絶大です。
シルバーとブラック 2色のカラーを用意しておりますので、エンジンルームのイメージに合わせてお選びいただけます。
ラジエーターリザーバータンクのサイズは高さ 20.5㎝ × 直径 7.5㎝となっており
タンク容量が大きく、十分にクーラントを補充することが出来ます。
製品にはホースと専用ステー、ホースバンドが同封されていますので
任意の場所に取付けて使用していただけます。
※ラジエーターリザーバータンク交換は、必ずラジエーター内のクーラントが冷えた状態で行ってください。
高温のまま、ラジエーターリザーバータンクのキャップを空けると、熱されたクーラントが噴き出す場合があります。
リザーバータンクに穴が開いたりクーラントが漏れている状態を放置していると
ラジエーターの冷却能力が低下し、最悪の場合エンジンがオーバーヒートしてしまい、高額な修理費用が必要となってしまいます。
愛車を大切に長く乗るためにも、ぜひエンジンルームを空けてラジエーターリザーバータンクチェックしてみて下さい。
古い年式の車をお持ちの方はアルミ製リザーバータンクの取付けを検討してみてはいかがでしょうか?