潰れてしまったネジ穴が補修できる?!リコイルキットの紹介
DIYでバイクや車のカスタムや整備をしていると、ミラーやバンパーの脱着の際に思わぬオーバートルクや金属の劣化が原因で、雌ネジ穴の山を潰してしまったり、ボルトを中に残して折ってしまうことありますよね。
そんな事態に陥ると作業の続行は不可なだけでなく、専門業者に依頼して修復を行うことが少なくありません。
しかし、リコイルキットを所持していれば、雌ネジ穴の修復を自身で行うことが出来るのです。
この記事では雌ネジ穴を修復できるリコイルキットについて紹介します。
リコイルキットって?
潰れてしまったネジ穴を元通り補修することが出来ます。
「ネジ穴にボルトを残して折ってしまった」「ネジ穴の山を舐めて潰してしまった」そんなトラブルの際に役立つのがリコイルキットです。
リコイルキットは金属に雌ネジの山を作ることができる工具で、同径の雌ネジ穴を修復することができるだけでなく、更に大径の雌ネジ穴を作成することも可能!
紹介しているリコイルキットは硬質なステンレス製で、鉄・アルミニウム・鋳物と幅広い母材の修復に対応しているのでバイクの軟質なミラーホールからプラグホールのようなエンジンの鋳物まで修復できます。
DIYの場面では、思わぬオーバートルクでボルトをネジ穴に残して、折ってしまうことや、雌ネジ穴を舐めてしまうことはよくあり、そんなトラブルもリコイルキットを用意していればもう心配ありません。
本リコイルキット内容は下穴ドリル、タップ、挿入工具、折取工具、インサートコイルで、雌ネジ穴の山を潰してしまった際に、元通りの雌ネジ穴に修復することが出来ます。
リコイルキットの使い方を詳しく解説
ネジ山の潰れてしまった雌ネジ穴に、下穴ドリルを使用してタップの入る大きさに拡大します。
次にタップを使用しインサートコイルを入れるための専用の溝を切っていきます。
タップとは溝を切る道具で、下穴加工したネジ穴に取付けてハンドルを回すと、母材を削り溝を作成します。
タップを使用していると、途中でタップの進みが悪くなることがあります。1度に全ての溝を切るのではなく、穴の中に切粉が発生します。
画像のような細い切粉が発生するとタップを回すのに力が必要になってくるので
タップを取り外し、切粉を取り除いてから再びタップを使用するとスムーズにタップハンドルを回すことが出来るでしょう。
次にインサートコイル用の溝がある挿入工具にインサートコイルを取付けて、先ほど空けた穴に回しながら挿入します。
インサートコイルとは画像のようなコイルで、コイルの内部にネジ山が切ってあり、タップで溝を切った雌ネジ穴に挿入することで
ボルトを挿入できる新たなネジ山を作成できます。
インサートコイルを挿入したら折取工具を挿入し、折取工具の柄を金づちで叩き、画像にある赤い〇印のついたピンを折って取り除くと、雌ネジ穴の修復完了です。
「雌ネジ穴が潰れて使えなくなった・・・」こんなトラブルに遭ってしまうと、予定していた作業が出来ず
そればかりか修理店で穴の加工を依頼しなければなりません。
しかし、リコイルキットを持っていれば、雌ネジ穴が潰れてしまうトラブルを解決することが出来ます。
是非リコイルキットの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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