バイクをアップハンドルにすることによるメリットとは?
- バイクを運転していると腰が痛くなってくる
- 最近バイクでの長距離運転が辛い
長年バイクを愛用していると、このような問題にあたることはよくあります。春や初夏など、ツーリングの季節になっても、運転していてすぐ疲れるようになると、乗車をためらってしまうことも。もしこのような問題に遭遇しているのであれば、ハンドルを変えてみてはいかがでしょうか?交換することで姿勢が変化し、長距離の運転においても体が疲れにくくなる可能性があります。
今回は数あるハンドルの中でも特に疲れやすさが解消できる可能性が高い「アップハンドル」について、利用することによるメリットやデメリットを解説していきます。
この記事を読むための時間:3分
目次
バイクの「アップハンドル」とは?
バイクのハンドルには
- バーハンドル
- セパレートハンドル
この2種類があり、アップハンドルはバーハンドルの一種です。バーハンドルにはその他に
- コンチネンタルハンドル:フラットな形状が特徴。値段が安い
- スワローハンドル:ネイキッドタイプややクラシックタイプのバイクをオシャレに見せることが可能。位置はかなり低め
-
コンドルハンドル:上下反対につけて、位置をかなり低くすることが可能。
こういったタイプがありますが、アップハンドルはバーハンドルの中で操作の位置が最も高い、といった特徴があり、アメリカンバイクのように背筋を立てて運転したいライダーにおすすめです。
アップハンドルのメリット・デメリット
では、アップハンドルを利用することによるメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?できるだけ詳しく解説していきます。
メリット
アップハンドルを利用することによるメリットとして
- 乗りやすく、疲れが軽減できる
- 運転中の視野が広範囲になり、安全性が高い
- ハンドルを切ることが楽になり、運転しやすくなる
こういったことがあげられます。長距離を運転する場合、空気抵抗を意識して低い姿勢のまま運転を続けていると、身体は疲れやすく、腰痛も引き起こしやすくなります。アップハンドルに変えることによりハンドルの位置が高くなるので、姿勢も高くなり腰への負担が軽減されます。また、頭を起こすような姿勢になるので視野も広がり、ハンドル操作もしやすくなるため、安全性も飛躍的に向上するでしょう。
デメリット
デメリットとしては姿勢を起こすことにより空気抵抗を受けやすくなるので、スピードが出にくくなることが挙げられます。また、ハンドルの位置が高いと身体を倒したコーナリングもしにくくなるので、責めた走りができなることも想定できます。
届け出が必要な場合も
ハンドルの位置を変えるとバイクの地上高が変わるので、車検に出す時に構造変更の届け出が必要な場合があります。構造変更の届け出が必要ない範囲は幅±2cm、高さ±4cmです。車検前にアップハンドルへ交換した際には、事前に車高を計っておくとよいでしょう。
取付時の注意点
アップハンドルに交換する際は、ワイヤー類の取付に気を付けましょう。あまりハンドルを高い位置につけるとそれまでつけていたワイヤー類が届かなくなってしまい、
- クラッチワイヤー
- アクセルワイヤー
- ブレーキホース
- 電気系統の配線
これらを全て長いものに交換しなければならなくなります。すべて交換となるとかなりの金額になってしまうので、取り付けの際には注意が必要です。
まとめ
バイクに乗っていて最近疲れを感じるようになったり、腰痛がひどくなったりした場合は、アップハンドルの導入がおすすめです。責めた走りこそできなくなりますが、姿勢が立つことで、こういった問題が解決する可能性が高いです。また、視野も広範囲になり、運転もしやすくなることにより安全性も高まるので、特に長距離を運転する方は利用を検討してみて下さい。
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