覚えておきたい!バイクのパーツ別メンテナンス頻度と5つのポイント
日常的に乗っているバイカーの皆さん、バイクのメンテナンスは怠っていませんか?バイカー初心者さんの中には、メンテナンスの頻度や点検するポイントなどがよく分からないという方もいるかと思います。この記事では、覚えておきたいメンテナンスの頻度と、5つのポイントを紹介します。
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目次
バイクのメンテナンス頻度と5つの点検ポイント
バイクは楽しい乗り物です。その反面、しっかりとメンテナンスが行き届いていないと、思わぬ故障や事故に見舞われる乗り物でもあります。そこで、はじめにバイクのメンテナンス頻度について解説します。
法定点検
文字通り、12カ月ごとに実施することが法令で定められている点検です。その検査結果を記した「点検整備記録簿」を、車検時に提出する決まりとなっています。
任意点検
こちらはセルフメンテナンスのことを指します。法定点検のように法律による定めがないので、点検内容や頻度は人それぞれです。一般的に、1000㎞ごとなど走行距離を決めて行うことが多いです。
5つの点検ポイント
次の5つのポイントを押さえてメンテナンスすれば、バイクを不具合なく維持することができます。
①オイルメンテナンス
エンジンオイル、バイク内部のオイルはこまめに交換しましょう。そうしないと、エンジンの寿命が大幅に縮んでしまいます。他にも、サスペンション、ボルト、チェーンなどの鉄のパーツが露出している部分にもオイルを塗るようにしましょう。
②日常点検
乗車前に、
- アイドリング、吹け上がりの確認
- 灯火類
- レバー類
- タイヤの溝や空気圧
- チェーンのたるみの有無
などを点検しましょう。
③安全性を考慮した整備
実際に走ってみて、エンジンの回転やブレーキの効き具合、異音などが無いかを確認しましょう。
④消耗品の交換
消耗品は、交換した時期と次回の交換時期目安を管理して、見た目と走行距離とで交換時期を判断しましょう。スポーツバイクや車体が重いバイクほど、消耗品の交換時期サイクルは早くなります。
⑤雨天走行後
サビはバイクの「天敵」です。自然乾燥させるなど、走行後は水気を取るように心掛けましょう。
エンジン関係のメンテナンス頻度
ここからは、パーツ別でのメンテナンス頻度を紹介します。まずはエンジン関係から。
エンジンオイル
4サイクルの場合、初回は1000㎞、以降は半年もしくは3~5000㎞ごとに交換しましょう。2サイクルの場合は、交換ではなく定期的な補填となります。
オイルフィルター
毎回交換していると、費用の面での負担が増えるため、上述のエンジンオイルを交換するタイミングで2〜3回に一度くらいの頻度で一緒に行いましょう。
プラグ
プラグの種類にもよりますが、3,000〜20,000kmごとに交換することが多いです。
足回り関係のメンテナンス頻度
次に、足回り関係のメンテナンス頻度です。
タイヤ
交換頻度は乗り方や種類によって異なります。ですが、ひび割れやスリップサインが見られるときには交換するようにしましょう。また、空気圧の点検は月に一度行うのが理想です。
ブレーキパッド
タイヤと同様に、交換頻度はそれぞれです。一般的に、パッドの残量が2〜3㎜になったときに交換するのが目安。10000㎞を目途にチェックするライダーもいます。
チェーン
およそ20000㎞が交換の目安です。ただし、安価で重量が重いノンシールチェーンの場合は5000㎞を目安に交換しましょう。見る時のポイントとして、Oリングの飛び出し、ラインの綺麗さなどを目安にすると分かりやすいですよ。
バイクメンテナンスの正しい知識を身につけることが大切
バイクの乗るたび、基本的な点検をクセ付けておけば、不具合などの症状に自然と気付くようになります。正しいメンテナンスの知識を身につけ、安全で快適なバイクライフを送りましょう。
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