燃料ポンプの故障は自分で修理できる!? 原付スクーター用の汎用燃料ポンプを紹介
「スクーターやバイクのエンジンが突然動かなくなった・・・」「エンジンが始動してくれない」スクーターで移動する方にとって、いざバイクに乗れないと困ってしまいますよね。
エンジンが動かなくなる原因は様々ありますが、走行距離が長く、古い車種のバイクは燃料ポンプの故障が原因の可能性があります。
燃料ポンプの故障の原因は寿命であることの他に、ゴミの詰まりが原因の故障が少なくありません。
ゴミの詰まりからポンプに負荷がかかってしまい、ポンプ本体が故障してしまうと燃料ポンプの交換が必要になります。
この記事では燃料ポンプが故障した際の修理方法と、オススメの燃料ポンプを紹介します。
燃料ポンプの役割
燃料ポンプはフューエルポンプとも呼ばれ、燃料をエンジンに圧送する役割を持つ重要なパーツです。
当然ですが、燃料ポンプが故障してしまうとエンジンに燃料が送り込まれないため、エンジンを動かすことが出来なくなります。
バイクの燃料供給方法には2通りあり、機械式と電気式に分けられます。機械式とはエンジンの発生させる負圧を利用して燃料タンクから燃料を吸う方式で、古い年式のバイクによく使用される方式でした。
機械式はエンジンの力を利用するため、エンジンの回転数によって吸い上げる力が変わってしまい、安定的な燃料供給に問題がありました。
対して電気式は電力によって作動する燃料ポンプを利用する方式で、機械式に比べ安定した燃料供給を実現し、現在では多くのバイクに使用される方式となりました。
スクーターの多くは電気式の燃料ポンプ方式を使用しています。
原付スクーター用の汎用燃料ポンプ
紹介する燃料ポンプは原付スクーターの燃料供給に適した製品です。
原付の限られたスペースへの取り付けを想定しているので、本製品は小さく7 x 8 x 9 cm程度の大きさとなっています。
原付のエンジンに適した量の燃料を送り込み、正常にエンジンを駆動させることができ、もうエンジンが停止する心配はありません。
燃料ポンプの交換方法
こちらの燃料ポンプの交換はとても簡単です。
まずは古い燃料ポンプを取り外します。車両によって多少異なりますが、シート下のエンジン付近に燃料ポンプはボルト留めされています。
タンク側の燃料ホースとエンジン側の燃料ホースを外しましょう。
このときタンク側の燃料ホースから燃料がこぼれないように注意して下さい。
このようにホースの先端を曲げて、輪ゴムなどで縛ると燃料を止めることができます。
そして、燃料ポンプについている配線コネクターを外し、固定しているボルトを外すと燃料ポンプの取り外しが出来ました。
取付けは逆の手順で、燃料ホースを取付けて、コネクターを差し込めば交換完了です。
このときエンジン側燃料ホースとタンク側の燃料ホースを間違えないようにしましょう。
燃料ポンプの矢印の方向に燃料が進みます。
まとめ
エンジンが止まってしまう、エンジンが始動しないなどの原因は燃料ポンプの故障かもしれません。
燃料ポンプは簡単に交換することができます。
古い原付スクーターですと、どこに異常が発生して故障してしまうかわかりません。
「燃料ポンプが故障して走行不可」なんて事態は通勤や通学にスクーターを利用する方にとっては大変困りますよね。
スクーターの予備パーツとしてや、パーツのリフレッシュに燃料ポンプを購入してみてはいかがでしょうか?
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