冬場にエンジンがかかりにくい? その不調オートチョークが原因かも!?
「冬にエンジンが冷えている状態でセルを回したり、何度もキックしたりしてもエンジンがなかなか始動しない・・・」そんな不調の原因はオートチョークにあるかもしれません。
いざスクーターに乗ろうと思ってもエンジンがなかなか始動しないのは困りますよね。
この記事ではオートチョークの役割と、故障した際の症状を解説します。
オートチョークの役割って?
オートチョークとはキャブレター車において、燃料を増加してくれる役割を持つ装置のことです。
もともとチョークとは、choke(絞める・窒息させる)という意味の言葉が付いていることから、キャブレター内で空気の流入量を制限し、濃い混合気を作り出すことでエンジンを始動し易くする装置なのですが、オートチョークは逆に燃料を多く送り込むことで濃い混合気を作りエンジンを始動し易くします。
冬場で空気やエンジンの温度が低い状態ではエンジンは始動し辛く、夏場と比べ濃い混合気を必要とします。
そこで、役立つのがオートチョークなのです。
オートチョークの仕組み
オートチョークはエンジン始動時に燃料ルートが開き、燃料を多く送り込むことでエンジンの始動を補助します。そして、エンジンが温まってくるタイミングで増量していた燃料ルートをニードルが塞ぎ、通常の量に戻りアイドリングを安定させる構造になっています。
オートチョークが壊れたときの症状を紹介
故障した場合には以下のような症状が発生します。
- エンジンの始動が困難になる
- エンジンがかかりしばらくしても、アイドリングが高い状態が続く
- エンジンが温まった状態でエンジンが吹け上がらない、もしくはエンストする
このような症状が見受けられる場合は、オートチョークの故障が疑われます。
①のエンジンの始動が困難になる場合は、燃料ルートをニードルが塞いだまま止まっている可能性があり、燃料の流入が少ない状態かもしれません。
②③のような症状が出る場合は、①とは逆に通常では数分で塞がるはずの燃料ルートが開いたままの状態が続き、濃い燃料を供給し続けている可能性があります。
いずれの症状の場合も解決にはオートチョークの交換や修理が必要になります。
紹介するオートチョーク
紹介するオートチョークは様々なスクーターに適した汎用品となっており、エンジンの始動に悩む方へおすすめしたい製品となっています。
アプリオ4JP9やグランドアクシス、ジョグ50などの様々なスクーターに適合する汎用オートチョークです。
このオートチョークは低価格ながらも様々な車種に対応しており、適切な燃料の調整によってエンジンの始動を補助します。
取付けはとても簡単で、カプラー接続となっておりますので、古いオートチョークを取り外し、カプラーを差し込むだけで交換が可能!
スクーターに乗ろうとしてもエンジンがかからないと困ってしまいますよね。
古いスクーターやバイクでは長年の使用や長期間の放置により、オートチョークが故障してエンジンの始動や、アイドリングに不調を引き起こすことがあります。
故障に備えた予備パーツとしてや、愛車のリフレッシュとして購入を検討してみてはいかがでしょうか?
オートチョーク 汎用
通常価格
1280
円 (税込)